町人エルフAの日常 -ソウルハッカーズ-

現在は冒険者というより町人としてドラクエXを過ごしています。ていうかエルフAはログインすらせずに、専ら３DSでソウルハッカーズを進める毎日なんですが。

15年前に、セガサターンで出てたんだっけ、このソフト。
僕は当時これをクリアしたにも関わらず、印象に残った一部以外は全然覚えて無いのにびっくり。スプーキーが××××…、なのは強く覚えてるし、イルカの倒し方とかも、あーこうだったなーとか思い出したりはするんだけど。

パラダイムX。
ネット上で人々の生活を全て完結させてしまおう、という仮想現実の究極形…としてこのゲーム内では扱われています。今ではこういう構想って陳腐とすら言える物になってますよね。この作品が世に出た当時では、仮想現実…バーチャルリアリティっていう言葉のインパクトが凄過ぎてもう何でもネットの中に詰め込めるんじゃないか、みたいな勢いが有りました。だから今は陳腐に感じるこの「パラダイムX」ってう概念も、人間社会の未来としてリアリティを感じていました。

とはいえ。

プレイしていて、何か今この作品を世に出したことには商売以外の、アトラスの人の意志が有るんじゃないかなとも感じました。15年前に発売されたこのソフト内の世界は、今の僕らのいる社会を想像したものです。想像された未来と、現実の未来。どうしてこうなって、どうしてこうならなかったのか。そんなのを見せたくて、今この作品を再び世に出したんじゃないかな。

そして、ネットと人間の関係ってこれからどうして行けばいいのか…。

とかとか。
物想う、ジュレットの街のエルフAでした。